最新 地学事典 「ヒマラヤ前縁衝上断層」の解説
ヒマラヤぜんえんしょうじょうだんそう
ヒマラヤ前縁衝上断層
Himalayan Frontal Thrust
ヒマラヤの最前縁,シワリク丘陵の南縁に断続的に分布する,最近の地質時代に形成された衝上断層。HFTと略記。Main Frontal Thrustとも。活断層として地表でトレースできる部分と,断層が地表に現れておらず,段丘礫層の撓曲崖となっている部分がある。地下深部ではMBT(主境界衝上断層)やMCT(主中央衝上断層)に収束してMHT(Main Himalayan Thrust)を形成しており,インドプレートとユーラシアプレートの境界断層の先端部分とみなされている。参考文献:T. Nakata(1989) Geo. Soc. Amer., Spec. Pap., 232: 243
執筆者:酒井 治孝
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

