ひゃっかんのうまにもたり

精選版 日本国語大辞典 の解説

ひゃっかん【百貫】 の 馬(うま)にも(たり)

百貫の値打のある名馬でも、という病気を持っていることがある。すぐれた人にも欠点があること。また、外見内容がとかく相違することのたとえ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
浄瑠璃加賀国篠原合戦(1728)二「百貫の馬にもたりが有と、見かけとは得て違ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android