ひよ

精選版 日本国語大辞典 「ひよ」の意味・読み・例文・類語

ひよ

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
雛鳥(ひなどり)などの鳴く声を表わす語。ぴよぴよ。
※宇津保(970‐999頃)藤原の君「巣を出でてねぐらも知らぬひな鳥もなぞや暮れゆくひよと啼くらん」
② 身軽に。また、軽はずみに行動するさまを表わす語。
仮名草子・都風俗鑑(1681)一「心うかれて、ひよとあがり、覚ず一度二度とたびかさなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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