ヒルザウ派(読み)ヒルザウは(その他表記)Hirsauer Schule

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒルザウ派」の意味・わかりやすい解説

ヒルザウ派
ヒルザウは
Hirsauer Schule

ドイツ,ロマネスク時代の建築家の一派。クリュニー会の改革に基づいて新しい聖堂建築の様式を創設した。装飾を最低限に押えることを理想とし,クリプトギャラリーのないバシリカ式があらためて認識され,身廊部と祭壇部の拡張と充実,翼廊部の整備,平信徒のための十字架祭壇,聖堂内部の装飾の単純化などを実現した。代表例はヒルザウの聖ペテロパオロ修道院 (1082~91) 。 12~13世紀のシュワーベン地方における写本制作の一派でもある。

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世界大百科事典(旧版)内のヒルザウ派の言及

【ドイツ美術】より

…これに加えて,なかでもシュパイヤー大聖堂が建築史上にはじめて交差ボールトをもって身廊を完成した(1082‐1112)ことは特筆すべきことであった。しかしその一方に,平天井を好んだ〈ヒルザウ派〉の建築のあったことも無視できない。またケルンのザンクト・マリア・イン・カピトル(1065献堂)やザンクト・アポステルン(聖使徒。…

※「ヒルザウ派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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