ビタタヌンケ(読み)びたたぬんけ

日本歴史地名大系 「ビタタヌンケ」の解説

ビタタヌンケ
びたたぬんけ

漢字表記地名「鐚田貫」のもとになったアイヌ語に由来する地名。コタン名のほか河川名・岬名として記録されている。当地一帯は近代に入り猿留さるる村および茂寄もより(現広尾町)に包含されたと思われる。仮名表記は「ビタヽヌンケ」(「協和私役」、「蝦夷日誌」一編、板本「東蝦夷日誌」など)、「ヒタヽヌンケ」(「東蝦夷地場所大概書」、玉虫「入北記」、「廻浦日記」)、「ヒタタヌンケ」(東徼私筆)のほか「ヒタヽヌンケフ」(木村「蝦夷日記」)、「ビタヽヌンゲツブ」(谷「蝦夷紀行」)などもある。漢字表記は「鐚田(木村「蝦夷日記」)、「便多々奴牟介」「浸垂抜」(野作東部日記)がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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