ビックスバイダーベック(読み)びっくすばいだーべっく

20世紀西洋人名事典 「ビックスバイダーベック」の解説

ビックス バイダーベック
Bix Beiderbecke


1903.3.10 - 1931.8.7
米国コルネット奏者。
アイオワ州ダベンポート生まれ。
本名Leon Bismark Beiderbecke。
ピアノとコルネットを独学し、エメット・ハーディの奏法の影響を受け、1923年ザ・ウォルベリンズのスター・ソロイストとして人気奏者となる。その後、チャーリー・ストレート楽団やフランキー・トラムバウア楽団、ジーン・ゴールドケット楽団を経て、’28年ポール・ホワイトマンのバンドと全米楽旅を行う。その後、病魔に侵され、不遇のうちにその生涯を閉じる。天衣無縫アド・リブと美しい音色で天才ぶりを発揮し、シカゴ・ジャズの先駆者の一人となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ビックスバイダーベック」の解説

ビックス バイダーベック

生年月日:1903年3月10日
アメリカのジャズ・ピアノ,コルネット奏者
1931年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のビックスバイダーベックの言及

【バイダーベック】より

…アイオワ州ダベンポート生まれ。本名Leon Bismark Beiderbecke,通称のビックス・バイダーベックで知られる。幼時からピアノとコルネットを独学でマスターしたといわれるが,15歳ころこの町に来た伝説の名手エメット・ハーティに手ほどきをうけたとも伝えられる。…

※「ビックスバイダーベック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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