最新 地学事典 「ビトリナイト反射率」の解説
ビトリナイトはんしゃりつ
ビトリナイト反射率
vitrinite reflectance ,reflectivity
無構造均質なビトリナイト組織(コリナイト)の反射率。有機物熟成度の重要な指標。岩石から分離したケロジェンを合成樹脂に封入し,研磨して鏡面に仕上げ,顕微分光光度計で油浸系反射率を測定する。コリナイトには光学的異方性があるので,個々の粒子の最大反射率を測定し,それらの平均値をその試料の反射率とする。根源岩評価では反射率0.5%以下が未熟成,0.5~1.3%が油の生成帯,1.3~2%程度がガスの生成帯とされる。
執筆者:平井 明夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

