ビーチ・カスプ(読み)ビーチカスプ(その他表記)beach cusp

岩石学辞典 「ビーチ・カスプ」の解説

ビーチ・カスプ

海浜から海に向って尖った三角形の構造の堆積物で,規則的な三日月形で砂または礫などの粗粒物質でできている[Twenhofel : 1950].前浜で波の作用で形成され,海岸線にほぼ直角にほぼ等間隔に配列する[木村ほか : 1973].前浜(foreshore)は高潮時には大部分水面下に没する海浜部分.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android