ビーン(その他表記)bean

翻訳|bean

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビーン」の意味・わかりやすい解説

ビーン
bean

油層から油やガスを生産したり,前もってその油層の生産能力を評価したりする場合に利用される坑口の流量絞り機構で,別名チョーク chokeとも呼ばれる。これには絞りの孔径が固定しているポジティブ・ビーンと絞りの孔径を変化させうるアジャスタブル・ビーンがある。この装置クリスマス・ツリーの袖バルブのすぐ下流につけられ,流量や圧力に応じて各種の孔径のものが使用される。また,高圧ガス井では減圧による温度低下を防止するために,ヒータを取付けることがある。

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世界大百科事典(旧版)内のビーンの言及

【ビーナー】より

…今日のビーナーは18世紀に栄えた南インド音楽の中心地タンジョールで完成されたもので,おもに南インドで古典音楽に独奏楽器として用いられている。北インドにあるビーナーは通常ビーンbīnと呼ばれ,フレットが固定された竹製の棹の両端に同じ形のふくべが共鳴体として取り付けられている。演奏はビーナーと異なり縦にかまえて,伴奏にはパカワージが用いられる。…

※「ビーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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