最新 地学事典 「ピアソンの法則」の解説
ピアソンのほうそく
ピアソンの法則
Pearson’s principle
米国の化学者Ralph Pearsonが1963年に発表した原理。「HSABの原理」ともいう。ルイスの酸と塩基との反応の際に,硬酸は硬塩基と,軟酸は軟塩基との間で強い結合をつくるという原理。硬酸は高電荷の小さな金属イオンでイオン結合,軟酸は低電荷の大きな金属イオンで共有結合を作りやすい。硬塩基と軟塩基も同様。この性質をもとに,金属イオン,配位子はそれぞれ結合しやすい「硬」「中間」「軟」の3つのグループに分けられる。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

