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「ピタゴリオンとヘラ神殿」の意味・わかりやすい解説
ピタゴリオンとヘラ神殿【ピタゴリオンとヘラしんでん】
ギリシアのエーゲ海東端ドデカネス諸島のサモス島にある遺跡。サモス島の中心都市ピタゴリオンは海洋都市国家で華麗な宮殿や城壁,水道トンネルも建設され繁栄した。ゼウスの妻ヘラの誕生地とされ,ヘラ神殿がつくられたが完成に至らず,巨大な石柱1本が立っている。古代ギリシアの数学者ピタゴラスの生地で,1955年ピタゴリオンと改名された。1992年世界文化遺産に登録。
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