ピタゴリオン(その他表記)Pythagoreio/Πυθαγόρειο

デジタル大辞泉 「ピタゴリオン」の意味・読み・例文・類語

ピタゴリオン(Pythagoreio/Πυθαγόρειο)

ギリシャ、エーゲ海南東部、ドデカネス諸島サモス島東部の港町。旧称ティガニ。数学者ピタゴラスの生地として知られ、1955年に現名称に改名された。紀元前6世紀を中心に僭主ポリュクラテスの下で繁栄。全長1キロメートル以上の地下導水路(エフパリノスのトンネル)やイオニア式の巨大なヘラ神殿遺跡がある。1992年に「サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。ピタゴリオ。ピュタゴリオン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android