日本歴史地名大系 「ピパイロ岳」の解説 ピパイロ岳ぴぱいろだけ 北海道:十勝支庁芽室町ピパイロ岳日高山脈北部に位置し、芽室町南西端の帯広市との境にある。標高一九一六・五メートル。日高山脈の南西に北戸蔦別(きたとつたべつ)岳、北に芽室岳が連なる。北側に美生(びせい)川源流部の一本であるピパイロ川が発し、北流したのち流れの向きを東に転じて流下する。「戊午日誌」(登加智留宇知之誌)の図には「ヒハイロ源」とみえ、また「ヌフリルエラン」(現芽室町―清水町間の十勝橋付近か)からの眺望として、「西にサヲロ、メモロ、ビバイロ、サツナイの岳よく見え、実に目を驚す処なり」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by