ピリン系医薬品(読み)ピリンけいいやくひん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピリン系医薬品」の意味・わかりやすい解説

ピリン系医薬品
ピリンけいいやくひん

イソプロピルアンチピリンスルピリン,フェニルブタゾン,クロフェゾン,ケブゾンなど,ピラゾロン誘導体総称。過敏体質の人は,この種の薬品ピリン疹という発疹や,ピリン中毒などの症状を起すことが多い。 1966年2月にピリン系医薬品の入ったアンプル剤を服用した結果,ピリンアレルギーによるショックで死亡者が出たので,関心をひくようになった。現在大衆薬なかには入っていないが,医家用には含まれている。

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