…アミノピリンと同じく,ピラゾロン誘導体,いわゆる〈ピリン系〉薬剤で,現在ではその使用は急速に低下しアスピリンのほうに比重が移っている。分子の化学構造からみてアミノピリンとよく似ているが,アミノピリンでみられるような致命的な副作用,すなわち無顆粒球症が誘発される危険はいちおうないものとされており,またアスピリンでみられるような消化性潰瘍の副作用もないが,ピリン疹の名で知られる皮膚の発疹をおこすことが類似の薬物のなかでは最も多い。薬疹【鶴藤 丞】。…
…このような作用形式上の若干の違いの理由としては,組織,器官によってシクロオキシゲナーゼの阻害のされ方が違うためであろうと考えられるような実験結果も報告されている。アンチピリンは,人によっては副作用として,いわゆるピリン疹の名で知られる特有の発疹を皮膚に生ずることがある。アスピリンもピリンという名称をもち,ときに副作用として皮膚症状を引き起こすことがあるが,ピリン疹とは別のものである。…
※「ピリン疹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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