発疹(読み)ホッシン

  • はっしん
  • 発×疹
  • 発疹 eruption

百科事典マイペディアの解説

〈ほっしん〉,皮疹とも。皮膚病の症状として現れる皮膚の肉眼的変化。健康な皮膚面に初めて現れる原発疹には,斑,丘疹,結節,腫瘤(しゅりゅう),水疱膿疱,嚢胞,蕁麻疹(じんましん)(膨)などがあり,原発疹に続いて起こる続発疹には,表皮剥離(はくり),びらん,潰瘍(かいよう),膿瘍,亀裂,鱗屑(りんせつ),痂皮(かひ)(かさぶた),胼胝(べんち)(たこ),瘢痕(はんこん),萎縮,色素沈着などがある。
→関連項目ツツガムシ病はしか皮膚結核皮膚病
発疹(はっしん)

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世界大百科事典 第2版の解説

〈ほっしん〉とも読む。皮膚にできる病変。疾患によって異なった特有の変化があるが,その最小単位となるものを発疹といい,一般に皮疹と同義語として用いられる。発疹は原発疹と続発疹に大別され,さらにその特徴的な形態により以下のように種々の名称がつけられている。皮膚病の診断は,これらの発疹の形態,分布,経過などが参考にされる。
[原発疹]
 皮膚病変の最初にみられる発疹。以下のような区別がある。(1)斑macula 立体的変化のない色調の変化を主とした病変で,目を閉じて触れると分からない。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 皮膚にできる小さい吹き出物。肉眼で見える皮膚の病変の最小単位。皮疹。ほっしん。
※七新薬(1862)一「時としては表皮赭色に変じ或は発疹を得る者あり」 〔品字箋‐素声・醋〕

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世界大百科事典内の発疹の言及

【印章】より

…押印は,文書に直接行う場合と,文書から垂らした羊皮紙の細片や,ひもなどの端に行う垂下印(ペンデント・シール)の場合とあり,押印材には古くは蠟や粘土,16世紀以後では封蠟,封のり,紙などが用いられた。垂下印では金,銀,鉛などに押すこともあり,この種のものをブラbullaという。印章の形は一般に円形で,つぎに尖頭楕円形(立姿の人物を入れるのに適し,聖職者や貴婦人の印章に多く用いられた)や,盾形(紋章印章の形として採用された)が多く,変わった形のものとして四角形,三角形,ハート形,菱形その他があった。…

【肺囊胞症】より

…肺胞性囊胞は,肺胞壁の破壊によって隣接する肺胞が癒合し囊胞を形成し,内壁は肺胞上皮細胞で囲まれている。これには肺の内部にできるブラbulla,胸膜直下にできるブレブblleb,進行性巨大気胞性囊胞progressive giant bullaおよび巨大空胞pneumatoceleがある。ブラは,気腫性囊胞emphysematous bullaともいわれ,肺気腫の一部分として現れることが多い。…

【発疹】より

…皮膚にできる病変。疾患によって異なった特有の変化があるが,その最小単位となるものを発疹といい,一般に皮疹と同義語として用いられる。発疹は原発疹と続発疹に大別され,さらにその特徴的な形態により以下のように種々の名称がつけられている。…

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