ファボルスキー転位(読み)ファボルスキーテンイ

化学辞典 第2版 「ファボルスキー転位」の解説

ファボルスキー転位
ファボルスキーテンイ
Favorskii rearrangement

塩基作用でα-ハロケトンのアルキル基転位してカルボン酸になる反応

  X-CH2CO-R + NaOH → R-CH2COOH + NaX  

2-ハロシクロヘキサノンでは,環の縮小が起こり,シクロペンタンカルボン酸になる.

シクロプロパノンが反応中間体となる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む