改訂新版 世界大百科事典 「ファンヘームスケルク」の意味・わかりやすい解説 ファン・ヘームスケルクMaerten van Heemskerck生没年:1498-1574 オランダの画家。ハールレム近郊に生まれ同市で没。ロマニストのファン・スコレルに師事し,みずからも1532-36年ローマに留学してミケランジェロと古典古代芸術から強い感化を受けた。帰郷後の宗教画・神話画は激しい表現性に満ちており,初期マニエリスム的傾向がうかがえる。宗教的および寓意的版画の下絵作家としても重要な役割を果たした。執筆者:高橋 達史 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by