フアン・マヌエルサントス(英語表記)Juan Manuel Santos

現代外国人名録2016 の解説

フアン・マヌエル サントス
Juan Manuel Santos

職業・肩書
政治家 コロンビア大統領,コロンビア国民統一党党首

国籍
コロンビア

生年月日
1951年8月10日

出生地
ボゴタ

本名
サントス・カルデロン,フアン・マヌエル〈Santos Calderón,Juan Manuel〉

学歴
コロンビア海軍士官学校(カルタヘナ),カンザス大学(経済学・経営学)卒,ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス経済学専攻修士課程修了,ハーバード大学大学院(経済発展・公共経営学)修了

経歴
コロンビアきっての名門サントス・ファミリーの出身で、父エンリケは有力紙「エル・ティエンポ」の元編集長、大伯父にエドゥアルド・サントス元大統領がいる。カルタヘナの海軍士官学校を経て、米国ハーバード大学大学院で公共経営学などを学ぶ。国際コーヒー機関コロンビア代表を務めた後、帰国。「エル・ティエンポ」のコラムニストなどを経て、1991年ガビリア政権の通商相に抜擢され政界デビュー。’93〜94年国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)委員長、2000〜2002年財務相、2001〜2002年アンデス開発公社総裁を歴任。自由党出身だったが、ウリベ大統領の再選を支持するため、2005年国民統一党を創設し、2006年のウリベ大統領再選に際しては選挙キャンペーンの責任者を務めた。2006〜2009年国防相となり、ゲリラ掃討で成果を上げる。2010年2月同党党首に就任。同年6月大統領に当選、8月就任。2014年6月の大統領選決選投票で再選、8月2期目就任。熱心なカトリック信者。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini の解説

フアン・マヌエル・サントス

コロンビアの政治家。フルネームはフアン・マヌエル・サントス・カルデロン。1951年8月10日、コロンビア・ボゴタ生まれ。大伯父はエドゥアルド・サントス元大統領、父は有力紙「エル・ティエンポ」の元編集長。米国カンザス大学、ハーバード大学大学院などに学ぶ。国際コーヒー機関コロンビア代表を務めるなどし、帰国後は「エル・ティエンポ」紙の記者・コラムニストとなる。91年、通商大臣として政界入りし、93年~94年に国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)委員長を、2000年~06年に財務大臣などを歴任した。06年~09年、第2期ウリベ政権では国防大臣に抜擢され、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」掃討作戦を実施した。10年2月、05年に自ら創設した国民統一党の党首に就任し大統領選に出馬、同年8月、圧倒的な支持を受け大統領に就任した。16年10月7日には、FARCと歴史的な和平協定を結び内戦終結に尽力した功績によりノーベル平和賞が授与されることが発表された。

(2016-10-13)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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