現代外国人名録2016 の解説
フィデル・カストロ ディアスバラールト
Fidel Castro Diaz-Balart
- 職業・肩書
- 科学者 キューバ国家評議会科学顧問,京都外国語大学名誉教授
- 国籍
- キューバ
- 生年月日
- 1949年9月1日
- 出生地
- ハバナ
- 学歴
- M.V.ロモノーソフ記念モスクワ国立総合大学核物理学科〔1974年〕卒
- 学位
- 博士号(原子力工学,モスクワ大学), 博士号(I.V.クルカトフ原子力研究所), 科学博士(原子力科学・技術研究所)〔2001年〕
- 経歴
- 父は元キューバ国家評議会議長のフィデル・カストロ。1974年ロシアのM.V.ロモノーソフ記念モスクワ国立総合大学・核物理学科を卒業し、科学修士号を取得。’72〜78年ロシア・ドゥブナ市の合同原子核研究所で核物理学を研究し、モスクワ市のI.V.クルカトフ原子力研究所で理数系分野の博士号を取得。博士研究員として加圧水型原子炉を中心とした理論物理学と原子力発電に関する研究を行う。2001年ハバナの原子力科学・技術研究所で科学博士号を取得。一方、1978〜92年国家原子力機関・事務総長及び原子力に関わる政府機関の事務総長、’93年〜2002年基幹産業省・科学技術局長、2003年より国家評議会科学顧問を務めるなど、キューバ政府の要職を歴任。2007年京都外国語大学名誉教授。著書に「もう一歩先の世界へ―脱資本主義の革命が始まった」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報