核物理学(読み)かくぶつりがく

精選版 日本国語大辞典 「核物理学」の意味・読み・例文・類語

かく‐ぶつりがく【核物理学】

〘名〙 原子核構造やその構成素粒子間の相互作用などについて研究する学問実験のため原子核を破壊する巨大な加速器などを用いる。

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デジタル大辞泉 「核物理学」の意味・読み・例文・類語

かく‐ぶつりがく【核物理学】

原子核の構造・放射能核反応などを研究する物理学の一分野。実験には加速器など大規模な装置を用いる。原子核物理学

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百科事典マイペディア 「核物理学」の意味・わかりやすい解説

核物理学【かくぶつりがく】

原子核物理学

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「核物理学」の意味・わかりやすい解説

核物理学
かくぶつりがく

原子核物理学

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「核物理学」の意味・わかりやすい解説

核物理学
かくぶつりがく

原子核物理学」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の核物理学の言及

【原子核】より

…この力は核力と呼ばれ,その起源を説明するものとして,湯川秀樹により核子が中間子をやりとりすることによって生ずるという,いわゆる中間子論が生まれた。
[原子核物理学の発達]
 この分野の研究は,その後続々と発見された新しい粒子と,その間の相互作用を扱う素粒子物理学と原子核そのものを研究対象とする原子核物理学とに分かれ,後者では,原子核のさまざまな性質を核力から出発して説明しようとする基礎論と,比較的簡単な模型(原子核模型)によって観測されている事実を系統的に記述しようとする現象論とが並行して発達した。原子核模型としては,まず,原子核の核子密度や核子当りの結合エネルギーが質量数にあまり依存しないという飽和性から,原子核を液滴で近似する液滴模型が提唱され,この模型は原子核のおおまかな性質を説明するのに成功すると同時に,核分裂過程,原子核の集団運動,さらには最近の重い原子核どうしの衝突などを記述する模型の出発点となっている。…

※「核物理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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