日本大百科全書(ニッポニカ) 「フイリアザラシ」の意味・わかりやすい解説 フイリアザラシふいりあざらし / 斑入海豹ringed seal[学] Pusa hispida 哺乳(ほにゅう)綱食肉目アザラシ科の海産動物。北極海を中心に6亜種が広く分布し、一部は淡水湖にも生息する。体長1.4メートル、体重90キログラムになり、灰褐色の体に白い縁どりのリング状模様(輪紋)があることからワモンアザラシともよばれるが、斑紋(はんもん)は一定しない。魚類や甲殻類を捕食、流氷上で繁殖し、早春に北海道北中部まで南下する。生息数は約300万頭。極地住民に肉や皮が利用されている。[片岡照男][参照項目] | アザラシ フイリアザラシ(ワモンアザラシ)〔標本… 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
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