フィリピンの戒厳令

共同通信ニュース用語解説 「フィリピンの戒厳令」の解説

フィリピンの戒厳令

戒厳令は治安当局が令状なしで身柄拘束や捜索をできるようにする。フィリピンでは第2次大戦後、3回出された。1972~81年、マルコス大統領(当時)は全土布告政敵や民主活動家を弾圧した。2009年12月4~12日、アロヨ大統領(同)は選挙を巡る無差別殺害事件をきっかけにミンダナオ島マギンダナオ州に限って出した。ドゥテルテ大統領は17年5月、同島マラウイで軍とイスラム過激派戦闘が始まったのを機に同島に出した。(ダバオ共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android