最新 地学事典 「フィルストラス段丘」の解説
フィルストラスだんきゅう
フィルストラス段丘
fill strath terrace
フィルトップ段丘を構成する谷の埋積物の一部を河川が側方侵食(側刻)して形成した侵食性の谷底平坦面が,河川の下刻によって段丘化した地形。埋積物侵食段丘とも。フィルトップ段丘面よりも低位置に形成される。段丘面の山側端は,滑らかな側方侵食崖によって限られる。一般にフィルストラス段丘構成層は5m以下の薄層で,谷の埋積層を不整合で覆う。東北日本では,晩氷期から完新世初期に形成された例が多く報告されている。
執筆者:須貝 俊彦
参照項目:フィルトップ段丘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

