汀段(読み)ていだん

最新 地学事典 「汀段」の解説

ていだん
汀段

tidal terrace ,berm

砂浜の高潮線または低潮線背後(陸側)にできる低い一時的な段丘状地形。暴風時の打上げ波によって浜砂が押し上げられてできると考えられている。それぞれ高潮汀段(high-tide terrace),低潮汀段(low-tide terrace)といい,高潮汀段は単にバームとも呼ばれる。バームの表面はほぼ水平を示し,その外縁部は時期によって高まって堤を形成することがある。低潮汀段は浜斜面の海側に続き,一般に海方へ緩く傾く。

執筆者:

参照項目:浜斜面

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の汀段の言及

【海岸】より

…房総半島の九十九里平野や北海道の湧払平野などがその代表例である。砂浜は粗粒~細粒の砂から構成され,前浜から後浜にかけてバーム(汀段)とよばれる平たんでその表面がほぼ水平な地形が汀線に平行して発達する。その前浜は構成物質が粗粒なほど急傾斜の斜面となる。…

※「汀段」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む