フェニルアセトアルデヒド

化学辞典 第2版 の解説

フェニルアセトアルデヒド
フェニルアセトアルデヒド
phenylacetaldehyde

benzeneacetaldehyde.C8H8O(120.15).かんきつ果皮,花精油,紅茶,ローズ油など多くの天然精油に含まれている.化学的には,2-フェニルエタノールクロム(Ⅵ)酸酸化,フェニルアセトニトリルの還元的加水分解ベンズアルデヒドのダルツェンス反応など種々の方法で合成される.無色の液体.沸点194~195 ℃.1.0319.1.5283.有機溶媒に易溶,水に難溶.ヒヤシンス様の強い花香を有する.空気中では,酸化や重合が起こりやすい.香料として用いられる.LD50 1550 mg/kg(ラット経口).[CAS 122-78-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む