フェネストラル構造(読み)フェネストラルこうぞう

最新 地学事典 「フェネストラル構造」の解説

フェネストラルこうぞう
フェネストラル構造

fenestral structure

炭酸塩岩の孔隙一種で,初生的または堆積直後に形成された丸みを帯びた扁平なレンズ状孔隙。層状空隙構造とも。一般に層理や葉理に平行に発達する。一部または全部が,透晶質方解石(sparry calcite)セメントや内部堆積物で充塡されている場合もある。藻源マットの腐敗,乾燥による収縮,堆積物中のガスや水の集積スランピング,セッコウ結晶の溶解などが成因にあげられる。炭酸泉沈殿物(travertine)でもしばしば認められる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松田

地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...

逃げ水の用語解説を読む