フェノチアジン

化学辞典 第2版 「フェノチアジン」の解説

フェノチアジン
フェノチアジン
phenothiazine

dibenzothiazine.C12H9NS(199.27).ジフェニルアミン硫黄と溶融して合成する.黄色の板状晶.融点182 ℃,沸点290 ℃(5.3 kPa).ベンゼンエーテルに可溶,水に不溶.昇華性で,空気中で光により酸化されやすい.塩化鉄(Ⅲ)のエタノール溶液で緑色を呈する.銅と煮沸するとカルバゾールを与える.殺菌殺虫駆虫薬として用いられる.LD50 5000 mg/kg(ラット,静口).[CAS 92-84-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む