フェルガス岩(読み)フェルガスがん(その他表記)fergusite

岩石学辞典 「フェルガス岩」の解説

フェルガス岩

白榴岩に相当する粒状の貫入岩で,主に多量のリューサイトまたは偽リューサイトと副成分としてオージャイトからなっており,磁鉄鉱黒雲母,橄欖(かんらん)石,燐灰石などを伴っている[Pirsson : 1905].化学組成ションキン岩に似るが,さらにSiO2に不飽和であり,リューサイトがネフェリンカリ長石によって置き換えられているものが多い.白榴岩(leucitite)に相当する化学組成の深成岩であるが,それよりもSiO2が多く,K-ネフェリン閃長岩に似る岩石である.米国モンタナ州のフェルガス(Fergus)郡に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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