燐灰石(読み)リンカイセキ

大辞林 第三版の解説

りんかいせき【燐灰石】

リン酸カルシウム(フッ素・塩素などを含む)を主成分とする鉱物。骨や歯の主要構成物。六方晶系、柱状または板状結晶。褐色・緑色・灰色、多くは半透明。各種岩石に含まれる。リンの主要鉱石。人工的にも合成され、人工骨・歯の材料とし、また感ガス・感湿センサーとして用いる。アパタイト。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

燐灰石
りんかいせき

フッ素燐灰石に代表される鉱物の系列の総称。かつてはフッ素燐灰石がもっとも普通の燐灰石系鉱物であったため、単に燐灰石といえばフッ素燐灰石をさしていたが、現在は細分された名称が用いられている。したがって鉱物学的には、フッ素燐灰石、水酸燐灰石塩素燐灰石、単斜型塩素燐灰石の4種類の独立種を含むことになる。[加藤 昭]

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精選版 日本国語大辞典の解説

りんかい‐せき リンクヮイ‥【燐灰石】

〘名〙 弗素・塩素を含むカルシウムの燐酸塩鉱物。通常無色透明だが、ときに緑・青などを帯び、ガラス光沢を有し、もろい。六方晶系、柱状、針状結晶。火成岩や鉱脈中に産する。肥料や医薬用。〔鉱物字彙(1890)〕

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