最新 地学事典 「フカガワクジラ」の解説
フカガワクジラ
学◆Archaeobalaena dosanko
北海道深川市の多度志川河床で発見された,原始的で小型のセミクジラ科化石。タイプ標本は頭蓋骨,下顎などからなる。産出層は深川層群秩父別層下部で,時代は鮮新世前期。2020年に新属新種として報告された。種名は「道産子」に由来。現代のセミクジラは全長20mにも及ぶが,フカガワクジラなど鮮新世のセミクジラ類には全長5~6mと小さい種もいた。参考文献:Y.Tanaka et al.(2020) Royal Soc. Open Science. Vol,7: 1
執筆者:田中 嘉寛
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

