岩石学辞典 「フガシティ」の解説 フガシティ 1901年ルイス(G.N. Lewis)が,実在気体を熱力学的に論じるために導入した量で,実在気体のモルギブズ自由エネルギーGを用いて,フガシティfは,G=G°(T)+RTlogf(T, p)によって定義される.G°は標準状態のモルギブズ自由エネルギー,T, pは絶対温度と圧力である.逃散能,逃散度ともいう[長倉ほか : 1998]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報