普及版 字通 「フク・みみずく」の読み・字形・画数・意味
19画
[字訓] みみずく
[字形] 形声
声符は(服)(ふく)。漢の賈誼に〔鳥の賦〕があり、〔文選、李善注〕に「晉曰く、巴蜀異物志に曰く、鳥り、小なることの如し。體に色り。土俗形に因りて之れに名づけてと曰ふ。く飛ぶこと能はず、行くに域を出でず」という。形に因って名を得たとするが、その鳴き声をとるものでないかと思われる。不祥の鳥で、妖鳥とされた。
[訓義]
1. みみずく。
2. 字はまた服に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ウヅラニニテオホイナリ
[熟語]
鳥▶
[下接語]
怪・梟・・・憂
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報