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フジェール(その他表記)Fougères

デジタル大辞泉 「フジェール」の意味・読み・例文・類語

フジェール(Fougères)

フランス西部、ブルターニュ地方、イル‐エ‐ビレーヌ県の町。ナンソン川を見下ろす高台に、ブルターニュ公国の国境防護のため10世紀頃に建造された城がある。フージェール

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 田辺

改訂新版 世界大百科事典 「フジェール」の意味・わかりやすい解説

フジェール
Fougères

フランス北西部,イル・エ・ビレンヌ県の町。人口2万4362(1982)。川に囲まれた高台にある旧要塞都市。旧ブルターニュ公国の東縁に位置し,同公国の東の守りとしてしばしば攻囲,占領された。13の塔(13~14世紀)をもつ美しい城壁が残る。フランス革命期には王党派のふくろう党の拠点となった。その指導者,最後の領主ラ・ルエリ侯爵の生涯とともに,フジェールはユゴーバルザックの小説によく描かれている。産業としては,13世紀来のシーツ,帆布,さらに布靴生産から発達した婦人靴の生産地として有名。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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