フラッシュ焙焼(読み)フラッシュばいしょう(その他表記)flash roasting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フラッシュ焙焼」の意味・わかりやすい解説

フラッシュ焙焼
フラッシュばいしょう
flash roasting

予熱された硫化鉱を数mの高さから落下させ,下から送る空気と交流させると,硫化鉱は閃光を発して瞬時に酸化するのでフラッシュ焙焼という。ウェッジ型多段焙焼炉 (→焙焼 ) の中段を数段抜き,最上段を予熱段としてもよいが,そのままでは炉の排気に粉塵となる損失が大きいので,焙焼帯に耐火煉瓦の格子を組み,粉鉱の沈降速度を調節するようにしたゲルシュテンヘーフェル炉がある。亜鉛鉱の完全酸化焙焼に使われる。別に酸化粉鉱と還元ガス (一酸化炭素など) との交流で酸化物を還元製錬する方法もあり,化学反応は逆であるが手法,使用炉は類似している。

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