デジタル大辞泉
「排気」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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排気
はいき
evacuation
気体入りの容器中の気体を外へ汲出して,減圧または真空にすること。 1644年 E.トリチェリが真空の存在を示し,以後,O.ゲーリッケ,R.ボイル,A.テープラーなどの工夫を経て,W.ゲーデの回転ポンプ (1905) ,水銀拡散ポンプ (13) の発明により真空技術が定着した。その後は回転ポンプ,拡散ポンプともに排気速度の増大の方向に発展した。 1950年代にゲッタポンプやイオンポンプが開発され,到達真空度が 10-10mmHg に及ぶようになった。
排気
はいき
exhaust gas; exhaust air; exhaust steam
蒸気機関,内燃機関,蒸気タービン,ガスタービン,空気タービンなどで膨張を終って排出される蒸気,燃焼ガスおよび空気。一般に燃料が完全燃焼すると,燃料の成分はすべて二酸化炭素,水および二酸化硫黄となるが,熱機関の排気にはこのほか不完全燃焼による若干の一酸化炭素,窒素酸化物や未燃焼の炭化水素などを含むことがあり,また遊離したカーボンがそのまま排出されて黒煙となり,これらが大気汚染の原因となる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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