フラビン補酵素(読み)フラビンほこうそ

百科事典マイペディア 「フラビン補酵素」の意味・わかりやすい解説

フラビン補酵素【フラビンほこうそ】

構成成分としてリボフラビン(ビタミンB2)をもつ補酵素FMNフラビンモノヌクレオチド)とFADフラビンアデニンジヌクレオチド)とがあり,生体内ではリボフラビンから次の反応で合成される。 リボフラビン+ATP→FMN+ADP FMN+ATP→FAD+ピロリン酸FMN,FADを補酵素としてもつ酵素はフラビン酵素と総称され,前者をもつものにグリコール酸オキシダーゼ,旧黄色酵素など,後者をもつものにD-アミノ酸オキシダーゼ,コハク酸デヒドロゲナーゼなどがあり,いずれも水素移転反応に関係する。→ATPADP

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栄養・生化学辞典 「フラビン補酵素」の解説

フラビン補酵素

 フラビン酵素の補酵素として作用する物質で,フラビンアデニンジヌクレオチド,フラビンモノヌクレオチド.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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