フリゴ(その他表記)Fuligo septica

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリゴ」の意味・わかりやすい解説

フリゴ
Fuligo septica

変形菌類,内胞子類フィザルム科。腐朽材上に発生して黄色の変形体をつくるが,樹木の上,わら屑の上その他地面のいくぶん通気のよい場所などに子実体をつくる。子実体は不規則な方形で,直径 20cmに及ぶものがある。美しい黄色を呈し,しばしばその縁には粘液の乾いたような白く光った膜を生じ,また方形の子実体の表面には脳の皺のような凹凸がみられる。子実体に柄や軸柱はない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む