知恵蔵mini 「フルビット免許証」の解説 フルビット免許証 日本の運転免許証において、取得した免許の種類を記載する欄がすべて埋まっている状態を指す通称。英語で「満杯の、満ちた」を意味する「full(フル)」と、二進法で用いる0または1の数字を表す「bit(ビット)」を組み合わせたもので、達成した人は「フルビッター」と呼ばれる。現在の運転免許証では種類欄に取得した免許の略称が記されるが、1994年までの運転免許証では0か1の二進数で免許の有無が記されていたため、すべての欄に1と記された運転免許証が同名称で呼ばれるようになった。14の欄に全15種類の免許が記載され、すべての車種を公道で運転することが可能となる。なお、全車種の運転が可能でも、上位免許を先に取得したために下位免許の記載がなく、種類欄がすべて埋まっていない状態の免許証は、厳密には「フル免許」と呼んで区別される。 (2021-1-28) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by