フレデリクスハムンの和議(読み)フレデリクスハムンのわぎ

改訂新版 世界大百科事典 の解説

フレデリクスハムンの和議 (フレデリクスハムンのわぎ)

1809年9月7日,フレデリクスハムンFredrikshamn(現,フィンランド領ハミナ)でスウェーデンロシア間で締結された和議。1808年ナポレオンの命によりロシアはイギリスと同盟関係にあるスウェーデンを攻撃した。不利な戦局の中でスウェーデンにクーデタ勃発,王が廃位されて戦争続行が不可能となり,ロシアに屈服した。同和議で500年近く領有した全フィンランド,オーランド島,本土の一部を割譲し,大陸封鎖への参加も強要され,永年のバルト海大国小国に転じた。
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