フレーザー輝緑岩(読み)フレーザーきりょくがん(その他表記)flaser diabase

岩石学辞典 「フレーザー輝緑岩」の解説

フレーザー輝緑岩

動力的な変成作用を受けた輝緑岩で,破砕されてレンズ状の塊が細粒化し再結晶して新しく形成された繊維状角閃石,石英曹長石などの物質の層に挟まれた組織を示している[Lossen : 1869].flaserはドイツ語の木目,石目など条線やレンズのあることを意味しており,flaser構造または組織とは,細かく破砕され部分的に再結晶したマトリクスの中に,相対的に変化していない物質のレンズが保存されている構造をいう[Naumann : 1849, Tyrrell : 1926].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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