普及版 字通 の解説
16画
[字訓] しげる・あれる・かぶら
[説文解字]
[字形] 形声
声符は無(ぶ)。無に豊盛の意がある。〔説文〕一下に「(あ)るるなり」とあって、穢(ぶわい)をいう。(ぶせい)はかぶら。北人は(まんせい)とよぶ。・は声の近い語である。
[訓義]
1. しげる、おいしげる。
2. あれる、あれくさ、くさはら、みだれる。
3. かぶら、。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 志介志(しげし)、、宇波良(うばら)、、佐須(さす) 〔名義抄〕 アヲナ・アル・アレタリ・アラシ・シゲシ・ヨモギ・カラ・ケガラハシ・ウハラ・サス
[語系]
miua、miuanは声近く、またphiong、piongもその系統の語で、みな豊大の意がある。はの類、(ほう)はの類である。
[熟語]
音▶・逕▶・言▶・梗▶・曠▶・雑▶・詞▶・辞▶・絶▶・浅▶・然▶・廃▶・駁▶・▶・▶・没▶・昧▶・▶・漫▶・滅▶・▶・俚▶・累▶・穢▶・▶・▶
[下接語]
煙・荒・春・深・榛・青・蒼・田・繁・靡・・平・・緑
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報