ブドーン(その他表記)Budaun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブドーン」の意味・わかりやすい解説

ブドーン
Budaun

インド北部,ウッタルプラデーシュ州中西部,バレーリー南西約 43kmにある都市。 905年頃に建設されたといわれ,1196年クトゥブッディーン・アイバクに占領され,彼の創始したデリー・サルタナットの北辺基地,地方の行政中心地となった。 1657年ムガル帝国のシャー・ジャハーン帝がバレーリーに行政機関を移したため衰微。要塞跡や大モスク (1223) が残る。雑穀,米,コムギ,豆類などを集散する。人口 11万 6706 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android