ブノワフラション(その他表記)Benoit Frachon

20世紀西洋人名事典 「ブノワフラション」の解説

ブノワ フラション
Benoit Frachon


1893 - ?
活動家。
元・フランス同盟書記長。
フランス生まれ。
鉱夫の家庭に生まれ、金属工を経て1909年労働運動に入る。統一労働総同盟(CGTU)地方支部書記、シャンボン・フジェーロールの市長代理等を経て、’26年以来共産党中央委員を務める。その後’33年CGTU書記長に就任し、’36〜39年にはCGT書記も兼任。同年フランス警察に逮捕される。ドイツソビエト・ロシア攻撃後、共産主義反ファシストを組織。’45年CGT書記長に任命され、以後’67年に辞任するまでその地位にあった。書記長辞任後は、GCT議長を務め、労働界の立役者として知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android