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御用邸 ごようてい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

御用邸
ごようてい

皇室が使用するために設けられた別邸で,那須葉山下田などにある。財政法上は皇室用財産に属し,宮内庁がこれを管理する。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

御用邸

那須御用邸は皇太子時代の昭和天皇が結婚したのを機に1926(大正15)年、避暑地として建てられた。両陛下が宿泊する洋館本邸や、皇太子ご一家が宿泊する付属邸、散策中の休憩所などがある。葉山(神奈川県)と須崎(静岡県)にも御用邸がある。 県内には明治時代から「日光田母沢御用邸」(日光市)と「塩原御用邸」(那須塩原市)が置かれたが、いずれも戦後間もなく役目を終え、現在は一般公開されている。

(2015-10-10 朝日新聞 朝刊 栃木全県・2地方)

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百科事典マイペディアの解説

御用邸【ごようてい】

皇室の別邸。天皇一家の避暑・避寒などに使用される。現在,須崎・葉山・那須の3御用邸がある。戦前はこのほか日光・日光田母沢(たもざわ)・塩原などの御用邸があった。
→関連項目離宮

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世界大百科事典 第2版の解説

ごようてい【御用邸】

皇室で用いる別荘的な要素の強い別邸。制度として定まり設置されたのは1893年(明治26)のことで,葉山,沼津および日光の3ヵ所にほぼ同じころに設置された。このうち葉山御用邸は英照皇太后の保養のために神奈川県葉山の海辺に着工,94年竣工した。そして97年隣接の旧紀州藩主徳川茂承邸を買い上げて葉山南御用邸とし,さらに1905年三宮錫馬邸を編入して葉山御用邸付属邸ができた。大正天皇は晩年この葉山御用邸で療養し没した。

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大辞林 第三版の解説

ごようてい【御用邸】

皇室の別邸。避寒・避暑などに使用する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

御用邸
ごようてい

皇室の別邸。葉山(はやま)、那須(なす)、須崎(すさき)の3か所にあり、皇室用財産。葉山御用邸は神奈川県葉山町の海岸にあり、1894年(明治27)英照(えいしょう)皇太后の保養のために建てられた。付属邸があり、大正天皇はここで病没した。那須御用邸は、栃木県那須町にある山の御用邸で、1926年(大正15)につくられた。須崎御用邸は、静岡県下田(しもだ)市の海岸にあり、沼津御用邸が1969年(昭和44)廃止されたのに伴い、1971年に竣成(しゅんせい)した。ほかに、栃木県日光に日光、日光田母沢(たもざわ)、群馬県伊香保(いかほ)に伊香保の各御用邸があったが、第二次世界大戦後の皇室財産の整理で、関係各県などに下付された。東京都渋谷区の常盤松(ときわまつ)御用邸は、戦後、東宮仮御所となり、のち常陸宮(ひたちのみや)邸となった。[村上重良]

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