20世紀西洋人名事典 「E.ロッド」の解説
E. ロッド
Édouard Rod
1857 - 1910
スイスの小説家。
元・ジュネーヴ大学教授。
1878年パリに出てゾラを崇拝、自然主義派の小説家としてデビュー。1886〜1893年ジュネーヴ大学比較文学およびフランス文学史教授を務め、1893年より再びパリに出て小説・文学批評を書く。戯曲「改革者」(1906年)はウーヴル座で脚光を浴びた。その他の代表作に「死への道程」(1885年)、「生命の意義」(1889年)、「ミシェル・テシエの私生活」(1893年)などがある。モラリスト的小説家。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報