ブラッドムーン(読み)ぶらっどむーん(その他表記)Blood Moon

知恵蔵mini 「ブラッドムーン」の解説

ブラッドムーン

皆既月食の際に満月が欠けていき、全部欠けて皆既になると、赤黒い色の月が見られる現象、またはその月自体の名称。ブラッドムーンは皆既月食の際にしか見られない。ブラッドムーンが出現するのには、地球周辺の大気影響が関係している。太陽光の中でも散乱しにくい波長の長い赤い光が弱められながらも大気を通過し、大気がレンズのような役割を果たして赤い光が月面を照らすことによる。2014年10月8日に日本国内で見られた皆既日食では、皆既から約1時間にわたってブラッドムーンが観測された。

(2014-10-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む