日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブラバッスキイ夫人」の意味・わかりやすい解説 ブラバッスキイ夫人ぶらばっすきいふじんHelena Petrovna Blavatsky(1831―1891) ロシア生まれの神智(しんち)学者。ドイツ系の血が混じっているともいわれ、またエジプトで降神術を体得したともいわれるが、その伝記は謎(なぞ)に包まれていて不明。1875年オルコット大佐Henry Steel Olcott(1832―1907)とともにアメリカのニューヨークに神智協会を設立。1879年に2人はインドに渡り、1886年には協会の本部をインドのマドラス(現、チェンナイ)に移し、以後インドで活躍した。[増原良彦 2018年6月19日][参照項目] | 神智協会 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例