ブルッチ人(読み)ブルッチじん(その他表記)Bruttii; Brouttioi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブルッチ人」の意味・わかりやすい解説

ブルッチ人
ブルッチじん
Bruttii; Brouttioi

古代イタリアの南西部カラブリアにいた諸族の総称。前 356年頃サベリ人の一派ルカニ人の影響下から離れて独立。以後ブルッチと呼ばれるにいたる。海岸地方のギリシア植民市を征服して前3世紀に発展。しかしエピルス王ピュロス,次いでハンニバルを支持してローマに反したため報復を受け,壊滅させられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む