ブルームーン(読み)ぶるーむーん(その他表記)Blue Moon

デジタル大辞泉 「ブルームーン」の意味・読み・例文・類語

ブルー‐ムーン(blue moon)

大気中の粒子などの影響によって青く見える月。
1か月の間に満月2度めぐってくること。また、その2度目の満月。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「ブルームーン」の解説

ブルームーン

1カ月の間に満月が2回ある現象。月の満ち欠けは平均29.5日周期で繰り返されるが、ひと月の長さは2月を除き30日か31日であるため、およそ2年半に1度の割合で、ひと月に2回(1日と30日または2日と31日)満月が巡ってくる場合がある。「ブルームーン」という言葉は天文用語ではなく、言葉の由来も明らかにされていないが、欧米では神秘的な現象として人々に知られ、「ブルームーンを見ると幸せになれる」という言い伝えも残されている。今後10年間に日本で観測できるのは、12年8月、15年7月、18年1月・3月、20年10月となっている。

(2012-08-5)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「ブルームーン」の解説

ブルー・ムーン〔曲名〕

アメリカポピュラーソング。ロレンツ・ハートとリチャード・ロジャースが1934年につくったスタンダード・ナンバー。多くミュージシャンがカバーしたが、1961年にピッツバーグ出身の黒人ドゥーワップ・グループ、マーセルズが発表し、3週連続全米第1位を記録したものが特に有名。原題Blue Moon》。

ブルー・ムーン〔バラの品種〕

バラの園芸品種名。木立ち性で大輪、ラベンダー色の花をつける。四季咲き。作出国はドイツ

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android